小学生のころ、熱帯魚を買い始めたころの私はペンシルフィッシュ(ベックフォルディ)があこがれの魚でした。
私の生まれ故郷に一軒だけあったペット屋さんでは、本当に一般的な魚しか置いてなくて、ペンシルフィッシュですら、お目にかかることができなかったのです。
そんなころ初めて熱帯魚の入荷の注文をしたのがペンシルフィッシュだったのです。
５匹程度しか買わなかったけど快く入荷してくれてウキウキしながら家路につき、結局そのペンシルフィッシュは長いこと私のアクアリウムのタンクメイトになりました。
最近久しぶりその店に行きました。
サイアミーズが欲しかったので。
普段ですと魚や草は関東のなじみの店などに電話注文したりするのですが、
サイアミーズ意外に欲しいものがなかったことと、そもそもどこにでもある種類だということもあって、数十年ぶりに昔言った店に向かいました。
地元のペット屋さんは、品ぞろえがとりわけいいわけではないのですが、犬猫も扱っていることや、何といっても競合店がないことが幸いし、昔と同じ場所で今も商売を営んでいます。
この業界で、、、およそ３０年、、、なかなかすごいことですよね。
店に入ると店長が手乗りインコの世話をしていました。
昔と同じ人なのですが、当時私は小学生でしたから、こちらのことはわからない様子。
私：フライングフォックスを３匹くださいな
店長は水槽の方に向かっていきました。私は掬ってる間にADAの器具を眺めていました。
今考えるとここが勝負の別れどころでしたね、、、、、
家に帰ってサイアミーズの入った袋を眺めます。
あ、、、あれ？？？なんか一匹ちがくね？？？
２匹はサイアミーズで間違いないです。
そしてサイアミーズに紛れていた残りの一匹は・・・
ええ、、、、、
ベックフォルディ、、、、やあ、久しぶり、、、小学校以来だね
たしかに、細身で縦縞一本という点では一緒なのですが、、、、
害にはならないしかわいいから飼うけど、３０年以上ペット屋さんを続けてきたあの親父が間違っていいのか！？
子供のころ、熱帯魚の飼育を色々教わった人でしたから、、私にとっては先生の一人。
いかに年齢を重ねたからと言って、こういう間違いをするところを見たくはなかったです。。。。
それとも、、、「気づかないふりしてたけど、小学生のころに来てた子だろ？」ってことを僕にそれとなく伝えるために、わざと思い出のペンシルフィッシュを掬ってくれたのか・・・？
んなわけないか
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